なんだかとっても眠いんだ
今日も晴れ。いよいよオリンピック1色のメディア。勇気と元気をもらいました、悩みも吹き飛びました、と新人アナウンサー。
今日は火曜日。ほんのちょっと前までは、『大豆田とわ子と三人の元夫』が楽しみで仕方がなかった火曜日。最終話からもう一ヶ月以上経っていることに驚く。ロスを拗らせた挙げ句、ちゃんと観ていなかった坂元裕二脚本の『Mother』を全話一挙観したりした。
個人的な好みでいうと、同じスタッフで制作された『Mother』『Woman』『anone』に通底するノワール色濃い作風のほうが断然好きだ。
再びこのスタッフで次作、なんてことになると有料でも飛びつきます。もちろん『まめ夫』も大好きですが。
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午前中、とある企業と約一時間のWeb会議。お相手は先方企業の男性2名と、今回は立ち会いの役回りだという子会社の女性1名。3対1。
四分割画面で始まったその会議だが、まもなくしてその「立ち会い」女性がうつらうつらしているのに気付く。「立ち会い」なので、発言の必要性も乏しく、そりゃ眠いかとも思うが、なんだかなーと思い始める。
やがて、こくりこくりと首が上下し、目が完全に閉じてしまったので、男性2名のどちらかが注意するのではと、ちょっとどきどきしたが会議はそのまま進行する。
まじか。ならば言うか。おれが言ってやるか。右下のあなた、寝てますよね。まあ、立ち会いだからええのんか。いやあかんやろ。
気になりすぎて、こちらまで内容の理解に靄がかかり始める。ようやく終盤になり、なにか補足ありますか、と自分の名前を振られ、びくんと首を上げひと言。
「と、特にありません。」
でしょうね。
ふたりともほんとに気付いてなかったのかな。それとも実は社長の親戚筋で何も言えない、とか。
自宅から仕事のWeb会議に参加したことはないのだけれど、ここまでリラックスしてしまうものなのだろうか。
ジャルジャルの秀逸なコント「リモート面接でたぶん寝転んでる奴」を思い出した。
そして。
あたしにはルールがわからないの。みんなが当たり前にできてることができない
こんな台詞が通用するのは、そう、とわ子の親友のかごめだけ。