また何かそして別の聴くもの

だらだら坂から - 日々のヴァラエティ・ブック

まるで小さな子が窓に立って雨ふりをじっと見つめているような声

今日はこちら関西でも台風の影響か、日差しが少しマシ。ニュースはオリンピック大感動と、過去最多の感染者数を交互にやるのでついていけない。どっちやねんネタ「フリースの半ズボン」を思い出す。暑いんか寒いんかってやつ。

通勤電車内で、先日小西康陽日記にも出てきた、辻原登『遊動亭円木』を読む。キーワードの金魚(文庫の表紙も)で連想するのは、やはり室生犀星蜜のあわれ』だったりして。とにもかくにもこの作家さんはもっと読みたい。

神戸界隈ではお馴染み、三宮さんちかホールでのさんちか古書大即売会は明日から。次いで、ブックオフも29日はオトクDAYってわけで、明日は古本DAYになりそう。わくわく。阪神古書ノ市行けなかったもんな。

そういえばそのブコフで先日流れていた、リル・ナズ・X「SUN GOES DOWN」がアタマから離れなくなっている。歌い出しの少しざらついたアノ声が。Autotuneがかかっていてもいい声だなと思う。

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そしてリリック。

You need an instant ease / From the life where you got plenty Of every hurt and heartbreak / You just take it all to the face / I know that you want to cry / But it’s much more to life than dyin’/ Over your past mistakes / And people who threw dirt on your name 

 まるでいま世間に叩かれているあの人に向けられているような。なんとなく。