また何かそして別の聴くもの

だらだら坂から - 日々のヴァラエティ・ブック

日曜日の印象

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街行く人が着ている黄色いTシャツが、チャリティTシャツに見える日曜日。朝から新刊書店をうろうろ。新潮文庫の100冊、今年のプレミアムカバーに見とれてしまう。同時にまたも、紙の本の未来、みたいなことをぼんやり考えた。

小さいお子さんを連れた若いご夫婦、奥様がご主人に「病院の検査がわかる本」みたいな分厚い一冊を「これ買おう」と差し出していた。うん大事。

ブックオフで文庫本を買う。

吉田篤弘「金曜日の本」(中公文庫)、吉田篤弘フジモトマサル「という、はなし」(ちくま文庫)、古書ミステリー倶楽部 (光文社文庫)、ナンシー関「何をいまさら」(角川文庫)、井上ひさしベスト・エッセイ(ちくま文庫)、穂村弘「絶叫委員会」(ちくま文庫)、村上春樹,、安西水丸「ランゲルハンス島の午後」(新潮文庫)、横溝正史「獄門島」(角川文庫)、おしまいのページで (文春文庫)、もの食う話 (文春文庫)。すべて110円。

雨が降る降るとスマホアプリに言われ、今日も洗車をあきらめる。自粛自粛と偉い人に言われ、帰省もあきらめた。気象異常と疫病のせいで、小さな「あきらめ」がなおも続く。もう夏も終わってしまう。

そしてこれは「あきらめ」とは異なる感情ではあるが、オリンピックのコーネリアス問題以降、なぜか音楽を聴く気が薄れてしまった。なんとかしなければ。

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今日のおやつは、遠く北海道札幌「アゾル」のドーナツ。シンプルなプレーン味が一番好み。懐かしさと新しさの食感マジック。うまー。幸せ。