また何かそして別の聴くもの

だらだら坂から - 日々のヴァラエティ・ブック

映画

月曜日の床

ゆらゆらと気味の悪い浮遊感を全身に感じ、目を覚ますとやはり地震だった。岐阜県で震度4だという。関西は震度2。この震度でもハッとなって目が覚めてしまう。この条件反射は、今なお体幹に宿る阪神大震災の恐怖なのだと、あらためて感じる。あの震災を経…

サマータイム・ブルース

今日も晴れ。連休二日目。西淀川区のパン屋さん(?)、大豆◯、ならぬ「こまめ商店」へ。あずき溢れるマリトッツォやおはぎパン、豆乳食パンが最高な、関西パンフリークの隠れスポットなのだ。 しかしなんと本日休業。土日休業をすっかり忘れていたのだった。…

僕だけの天使でいてと囁いた夏の日は

今日も晴れ。日曜日。八月のはじまり。オリンピックもあと一週間で終わりなのか。ゆうべは家族全員で女子バレーを応援した。気がつけばすぐに夏は終わる。 ● 近所のショッピング・モールのKALDIへ、ライム胡椒塩を買いにいく。どなたかのツイート、目玉焼き…

短編の断片 #4

今日も晴れ。昨夜洗った車に乗ると気持ちがよくなり、そのままドライヴに出た。フロントガラスには悲しくなるほど「郊外」な景色が流れ続ける。 ファストフード店、ドライヴ・スルー、回転寿司チェーン店、ホーム・センター、ファミレス、中古車センター、コ…

バターのようになめらかに

朝食に甘いものを欲し、昨日買った横浜元町発祥のベーカリー『ポンパドウル』のマリトッツォを食べる。勿論、味は申し分のない美味しさ。ブォーノ。 ただ朝からコレはちょっと重いと感じた。イタリア人は朝からマリトッツォを囓る、という慣習は実話なのだろ…

東京のロビンソン・クルーソー・または恋は言ってみりゃボディー・ブロー

小林信彦の週刊文春連載「本音を申せば」が突如の最終回。自分は毎号購読するほどのユーザーではないが、近田春夫「考えるヒット」、坪内祐三「文庫本を狙え!」、数々の名物連載が終了していった中、何となく小林先生のだけは永遠に続くような気がしていた…