また何かそして別の聴くもの

だらだら坂から - 日々のヴァラエティ・ブック

渋谷系

周馬と謙一、または、ちょっとピンボケ。

何がきっかけというわけではないが、安田謙一著「ピントがボケる音」(以下ピンボケ)を、書庫と化した元息子の部屋から引っ張り出し、毎夜パラパラやり出した。復読に耐えうる名著だとあらためて思う。 この書、自らの記憶に間違いが無ければ、2003年の発売…

Summer Into Winter

今日も晴れ。暑い。いよいよ必須アイテムとなった4点セット、冷感スプレー、携帯扇風機、日傘、そしてマスクを着用して出かける。戦闘服はUNIQLOエアリズムポロシャツだ。 ● 本日から開催のさんちか古書大即売会へ。思ったより人が多かった。田中小実昌『コ…

東京のロビンソン・クルーソー・または恋は言ってみりゃボディー・ブロー

小林信彦の週刊文春連載「本音を申せば」が突如の最終回。自分は毎号購読するほどのユーザーではないが、近田春夫「考えるヒット」、坪内祐三「文庫本を狙え!」、数々の名物連載が終了していった中、何となく小林先生のだけは永遠に続くような気がしていた…